パソコンなどのデータを持ち運ぶ時に便利なUSBメモリー。
USBメモリーの機能と価格などについて簡単に説明します。
USBメモリーとは、USBコネクタに接続して使用するメモリーです。
軽量、コンパクトな筐体にもかかわらず、大量のデータを持ち運ぶことが出来ます。
USBメモリーでは、フラッシュメモリーと呼ばれるメモリーを使用しています。
フラッシュメモリーは、データの読み書きを繰り返し行うことが可能で、電源を切ってもその内容が消えることがない、非常に便利なメモリーです。
USBメモリー以外でも、持ち運びの出来るメモリーカードで使われています。
USBメモリーを使うためには、パソコンにUSBコネクタ(差込口)が装備されている必要があります。
Windows98以降のパソコンであれば、ほとんどのものが備えています。
USBには、「1.1」と「2.0」の二種類がありますが、どちらのインターフェースでも構いません。
ただし、「1.1」の場合は、「2.0」に比べて、データの転送速度が遅くなります。
USBメモリーによって、使用できるOS(Windowsなど)が限定されている場合があります。
購入時には、自分が使用しているパソコンのOSに対応しているか確認しなければなりません。
このページを作成した2006年7月現在、販売されているUSBメモリーの容量は、128MB(メガバイト)〜2GB(ギガバイト:1GB=1024MB)位です。
比較する参考として、CD一枚に書き込めるデータ量が約700MBです。
基本的に、価格は容量に比例して高くなります。
しかし、現在はUSBメモリー自体の低価格化が進み、1GBの製品でも五千円以下で購入できます。
価格を左右するその他の要素としては、筐体の材質やアクセス速度、搭載されている付加機能などがあります。
USBメモリーは、USBコネクタに接続するだけでドライブとして認識され(F:など)、データを読み書きすることが可能です。
ほとんどの製品は、ドライバーのインストールなども自動で行われます。
データの読み書き以外の付加機能を使う場合は、取扱説明書に従って操作を行います。
USBメモリーの大容量化に伴い、様々な付加機能を備える製品が出てきました。
USBメモリー内のデータに不正なアクセスが出来ないようにする「セキュリティ機能」などです。
その他に、特定のソフトが初めから付いてくるものもあります。
また、USBメモリーを単なるデータ保存だけでなく、ソフトをインストールして持ち歩けるようにするための「U3プラットフォーム」に対応した製品もあります。
U3プラットフォームについては、個別のページで説明したいと思います。
(USBメモリーのU3プラットフォームとは)
また、このサイトでは、U3対応USBメモリーの活用方法を説明していきたいと思っています。